ABSTRACT
要旨
たんぱく質摂取、レジスタンストレーニング、エネルギー収支、減量および筋の健康に関する知見を整理し、筋肉の増加を支えながら脂肪の蓄積を抑えるための実践的な考え方を検討したナラティブレビューです。
目的
健康的な食事によって骨格筋量と筋力の維持・増加を支えながら、不要な体脂肪の蓄積を抑える方法を整理し、筋肉が身体機能、糖利用、転倒への備え、自立生活の維持に果たす役割を検討します。
方法
PubMed、公的ガイドライン、主要学術誌を検索し、システマティックレビュー、メタ解析、ランダム化比較試験の統合結果を優先して検討しました。検索の最終更新日は2026年7月30日です。新たな統計的統合は行っていないため、システマティックレビューとは位置づけていません。
主な知見
レジスタンストレーニングを行う場合、十分なたんぱく質は除脂肪量と筋力の増加を支えますが、多いほど効果が増え続けるわけではありません。減量中は、適度なエネルギー不足、十分なたんぱく質、レジスタンストレーニングを組み合わせることで筋肉を保ちやすくなります。
エビデンスの範囲
本稿はウェブ公開用のナラティブレビューであり、査読誌への掲載実績やシステマティックレビューとしては扱いません。慢性腎臓病などの持病がある方の高たんぱく質食は、医師または管理栄養士による個別判断が必要です。
キーワード
健康的な食事たんぱく質骨格筋体組成改善レジスタンストレーニング体脂肪量健康長寿